7. ベルリン:「ナチス第三帝国と冷戦」少人数グループ ウォーキング ツアー
ベルリンにて第二次世界大戦と冷戦の時代に関する歴史的名所を巡るウォーキング ツアーです。ガイド員が同行し、案内と解説を行います。このツアーでは、混載グループ ツアーまたはプライベート ツアーのいずれかをお選びいただけます。ツアーを通して、ドイツ国会議事堂、ティーアガルテンのソヴィエト戦争記念碑、チェックポイント チャーリー、その他の名所を巡ります。 ツアー開始時に、ブランデンブルク門の前でツアーガイド員と合流していただきます。この場所自体が、20世紀を通じて歴史的に重要な多くの出来事があった場所です。 まずは、ガイド員が第二次世界大戦の最後の日々におけるベルリンの様子について解説します。そして、ブランデンブルク門が1989年のベルリンの壁の崩壊後の東西ドイツの再統一の象徴となった経緯についてもご説明します。 次に、ドイツ国会議事堂の前に到着します。そこで、1933年の「ドイツ国会議事堂放火事件」について興味深い話を聞くことができます。 また、1933年にアドルフ・ヒトラーが首相に任命された後に起こった出来事や、1989年のベルリンの壁の崩壊の後の国会議事堂の歴史についても解説があります。 続いて、ティーアガルテンにあるソヴィエト戦争記念碑を訪れます。ソ連兵の像の傍には、ベルリンを攻撃した時に使用したとされる戦車と大砲が展示されています。その後、「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」を訪れます。ホロコーストで犠牲となったユダヤ人のための慰霊碑です。 そして、ヒトラーの地下壕の跡地を訪れます。それから、ヘルマン・ゲーリングの命令により建設された航空省庁舎の巨大な建物をご覧いただけます。現在に残るこの建物は、1949年の東ドイツ(ドイツ民主共和国)の創設が行われた場所でもあります。その後、ナチス親衛隊(SS)やゲシュタポの施設があった場所「テロのトポグラフィー」を訪れます。 外には200メートルほどベルリンの壁が残っています。壁を眺めながら、ベルリンが西と東に別れていた時代に思いを馳せましょう。ベルリンの壁の崩壊が30年以上前の出来事だったにもかかわらず、壁の前に立つとベルリンの歴史が伝わってくるようです。 ツアーの最後に、チェックポイント チャーリーの跡地を訪れます。ベルリンの壁が崩壊する直前に起こったアメリカ軍とソ連軍の戦車の対峙「ベルリン危機」について、ガイド員が詳しくお話しします。